2012年9月4日火曜日

熊本空港国内線リニューアル!


 熊本空港ビルディング株式会社(安田宏正社長)が、総事業費約25億円をかけて進めている国内線ターミナルビルの増改築工事が7月末に完成、8月1日に竣工式が行われました。

 今回のリニューアルは、旅客サービスの向上と耐震・環境性能の向上が狙い。1971(昭和46)年に完成した第1期建築部分の耐震補強を実施。ビルの奥行きを前面道路側へ3m拡張してチケットロビーにゆとりを持たせ、ビル前の歩道幅も従来の4mから7・5mへ拡幅、大型の庇(ひさし)を設置し開放感と使いやすさを向上させました。



  バリアフリー化では、視認性の高いシースルータイプのエレベーター2基、下りエスカレーター2基を増設したほか、トイレの改修、案内サインの改良などを実施。環境対応では、県内に製造拠点を構えるホンダソルテックと富士電機製の太陽光発電システム(各20KW)やLED照明の導入などで、施設面積は増加するもののランニングコストアップゼロを目指しています。県産材を壁面や天井などにふんだんに使用し、シルバーグレーの直線的な大屋根が熊本城の天守閣を囲む櫓や塀をイメージさせる新ターミナルビルが誕生しました。

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