熊本市和泉町の熊本ワイン株式会社(玉利博之社長)は9月4日未明、山鹿市菊鹿町の契約農家でワイン原料のブドウ「シャルドネ」の収穫作業を実施しました。
作業には飲食店関係者やワイン愛好家ら約70人がボランティアで参加、たわわに実ったブドウを丁寧に収穫されました。
同社が生産している「菊鹿ナイトハーベスト(夜収穫の意)」の原料を収穫したもので、ブドウの糖度が上がる深夜に収穫し、すぐに仕込むことで、香りや鮮度を閉じ込めるということです。
2009年にアジア最大規模のワインコンクール「ジャパン・ワイン・チャレンジ」で金賞を受賞したほか、国産ワインコンクールでも毎年高い評価を得ています。
今年は菊鹿町の小伏野地区の畑のブドウを収穫したことから、「菊鹿ナイトハーベスト2012小伏野」の名称で来年冬に出荷されます。
当日収穫されたブドウのみを使用するため、千数百本の限定生産で愛好家垂涎のワインになりそうです。