2012年9月2日日曜日

熊本の戦力アップ!! 本田技研 埼玉から技術者ら約270人を熊本分室に移管へ…


 ホンダの研究・開発を担う株式会社本田技術研究所(山本芳春社長執行役員)は10月1日付で、二輪R&Dセンター(埼玉県朝霞市)から技術者・購買部門のスタッフ270人を本田技研工業株式会社熊本製作所(大津町平川、渡部勝資所長)内の同社熊本分室に異動させるとのことです。

 8月21日、同社の山本社長ら幹部が県庁を表敬訪問。蒲島郁夫知事、家入勲大津町長らが応対しました。


 山本社長は「技術開発部門と生産部門が一体となることで、新しい価値を持った質の高い製品を生み出していきたい。メードインクマモトの製品を世界中のお客さまに届けたい」、蒲島知事は「県全体で“知の結集”に力を注いでおり、伝統あるホンダの二輪車の開発部門が県内に来てくれることを嬉しく思う。全力を挙げて支援していきたい」とそれぞれ話されました。

 開発部門の移管は二輪車の開発から量産までの期間短縮と生産技術の向上などが目的。内訳は技術者230人と購買部門40人。今回の異動に加え、来年春にはさらに80人規模での異動も検討しているそうです。

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