9月1日から熊本県と全日本空輸株式会社(全日空)、本田技研工業株式会社、ニッポンレンタカーサービス株式会社は共同で、阿蘇くまもと空港を起点に阿蘇地区を中心とする熊本県内で実施される電気自動車(EV)及びプラグインハイブリッド(PHV)を使った観光レンタカーの実証実験をスタートさせました。
これは熊本県と本田技研工業が2010年に締結した「次世代パーソナルモビリティの実証実験に関する包括協定」に基づくもので、今回新たに、観光レンタカー分野でニッポンレンタカー、旅行分野で全日本空輸が参加したもの。
具体的には9月1日から3カ月間の期間、本田技研工業が提供するEV3台、PHV1 台がレンタカーとして提供されます。希望者はANAホームページの旅行パッケージ商品「旅作」から予約。
熊本県までの空路でANA便を利用すれば、ニッポンレ ンタカー熊本空港営業所が無料で配車します。
利用者は道の駅などに整備された充電器を活用しながら観光地を巡ります。熊本県は利用者から感想や意見を集め、その可能性や充電設備の適正配置・使い勝手などについて検証を行います。
9月1日現在で、延べ72台の予約があり、期間中に延べ240台の利用を見込んでいます。