2012年9月25日火曜日

特殊内部構造で体への圧力を分散!ニュータイプの置き畳とラグマット、特許出願中!!


 畳の製造、販売などの村上産業株式会社(八代市千丁町)は7月、素材に八代産のイグサを使った置き畳とラグマットを開発し、販売を開始しました。

 製品名は置き畳が「LUMES doux(ルーメスドゥー)」、ラグマットが「LUMES LUGMAT(ルーメスラグマット)」。置き畳のサイズは厚さ60mm、幅82cm、長さ82cm。カラーは一般畳色、ブラック、レッドなど5種類。ラグマットのサイズは幅80cmで、長さは80cm・100cm・180cmの3種類があります。
 カラーは一般畳色、グレーなど4種類。
 両製品共に、現在特許出願中でもある体圧分散(体表面に加わる圧力を分散させ、体にかかる負担を和らげる性質)の内部構造となっており、クッション性が高く、最大で一般畳のおよそ16倍のやわらかさになるということです。

 村上勝代専務は「試験によってホルムアルデヒド、二酸化窒素ガスなどの有害物質の高い吸着効果が認められている製品です。体圧分散の内部構造により体への圧力を分散させるので、床ずれを防止する効果もあります。福祉用具登録をしているので、今後福祉施設や病院向けへの販売も強化していきたい。八代のイグサの需要拡大に貢献し、新製品開発に力を入れていく。汗や湿気などもしっかり吸着する天然の空気洗浄器を試してもらいたい」と話しています。

 同社は1910(明治43)年創業。資本金は1千万円。従業員数は7人。発光する畳「HIKARI‐TATAMI(光畳)」などの特許取得製品を開発・販売している。