バイオテクノロジー研究推進会(熊本市西区池田、野村善幸会長)は、9月8日に「第27回バイオ市民講座」を開きました。
熊本市国際交流会館(熊本市中央区花畑町)大ホールで、午後1時から同4時30分まで行われました。同会の創立30周年事業の一環として開いたもので、「発酵の謎 古の知恵を探る」を総合テーマとして、鮫島吉廣・鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター教授が「古式酒つくりに見るオールドバイオ」、小泉武夫・東京農業大学名誉教授が「発酵食品の神秘」をテーマにそれぞれ講演しました。
バイオテクノロジー研究推進会は未来産業としての期待が高まる「バイオテクノロジーの進歩・発展に寄与する」ことを目的に、熊本地域を中心とした企業・大学・行政などのバイオ関係者が発起人となり、全国に先駆けて昭和57年6月27日に設立されました。
現在、熊本をはじめ全国各地の会員総数は、約200余。
当会の基本理念は、「自然を構成する生態系に対する愛の配慮に基づく世界観」であり、「自然保護」と「環境保護」を念頭において、バイオテクノロジーの研究を推進しています。
共催は熊本市・財団法人くまもとテクノ産業財団。